栄通記

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2011年 05月 07日

1536) 後「藤女子大学3月展 2011年 (当大学写真部展)」 資料館 終了3月8日(火)~3月13日(日)


○ 2011年
  藤女子大学3月展

   (藤女子大学写真部展)
    


 会場:札幌市資料館 2階 室
    中央区大通西13丁目 
     (旧札幌控訴院。
      大通公園の西の果て)
     電話(011)251-0731

 会期:2011年3月8日(火)~3月13日(日) 
 休み:月曜日
 時間:9:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで。)

ーーーーーーーーーーーーー(3.11)

 (1535番前半の続き。)


 前半の第1室に続いての第2室です。


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     ↑:1年 松原成美

 左の家屋内部の作品は今展でのお気に入りの一つだ。
 外から入る光が、屋内での柱で区切られた空間でそれぞれ独立して存在して居るみたい。光が宿る間仕切りの、それぞれの物語を思う。そして、別々の空間を占める人達が光を背に入り口から入ってくる。いよいよ物語が始まる・・・。



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     ↑:1年 櫻井菜乃葉

 唯一のカラー作品。これでは余りにも普通だった。もっと大きな作品にしたらよかったのに。
 きっと人間が好きなのだろう。もっと勇気をもって迫ったらいいのに。


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     ↑:3年 内田優美

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 組作品を3組出品。組あるいは対という考え方の表現を面白いと思う。評価は別として大いにチャレンジすべき形態テーマだと思う。
 組提示は興味を惹くのだが、全体との整合性というのか、フィット感が薄くて迫力に欠けた。それと、組展示ということを意識しすぎて、展示の方法までいじりすぎて、慌ただしい感じだ。それは組にする思想的突っ込みの弱さでもあった。どういう視点で組みにするのかは、何の為の組み提示か、に行き着くと思う。

 上の林の倒木?をテーマにした組み作品、組みの主張が弱い。これは左の1点で強く見せるか、連作にするかの方が成功しただろう。それにしても難しい被写体で組みにしたものだ。感心した。


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     ↑:3年 竹林里奈

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 覗きレンズ撮りにこだわっている竹林里奈。
 今回はその視点で3枚色違いの提示だ。いつも思うのだが作品が小さすぎるのでは。顔が入るくらいの大きさにして、大胆なトリッキーさを取り入れたらと思う。そして、この手法の基礎編は卒業して、大胆な応用編を見せて欲しい。覗き窓の向こうが建物ばかりではもったいない。見た目の驚きは存在の本質に迫るキッカケになるだろう。


 
 いよいよ最後です。
 今回は前回の始まりと、後半の始まりとその最後に強いアクセントがあった。


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     ↑:1年 白濱典子

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 今展一の強さだ。しかも1年生とは嬉しくなってしまう。
 とにかく対象を食い入るようにしてみている。結果としてその場の空気感や存在感が出ている。なぜそこを見つめるのか?そこが写真を通して僕らに感じされれば最高だが、焦ることはないだろう。とにかく今はしっかりと対象を見つめて、それを脳裏と写真に「記録」すればいいのだ。今後を楽しみにしよう。




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by sakaidoori | 2011-05-07 06:28 | 資料館 | Comments(2)
Commented by 根保孝栄・石塚邦男 at 2011-05-09 01:45 x
白濱典子さんの一連の写真注目しました。写真家としての素質を感じます。構成力、四隅の切り方が様になってます。良い感性でした。報道写真家の目線です。
Commented by sakaidoori at 2011-05-10 10:05
>根保さんへ
藤女子大学写真展ですね。

 白濱典子さん、多くの写真を載せてよかった。
 「報道写真家の目線」ですか、なるほど。本人にはその意識は無いと思いますし、私もそんな感じでは見ていなかった。次回はその辺にも気をつけましょう。1年生です、気長に見ていきます。


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