栄通記

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2011年 05月 02日

1526) ①「500m美術館 '10」 地下鉄コンコース 終了・2010年11月1日(月)~12月12日(日)

  
○ 500m美術館 '10 

 会場:地下鉄東西線地下コンコース
      「大通駅」から「バスセンター前駅」間

 会期:2010年11月1日(月)~12月12日(日)
 時間:おそらく地下鉄が利用できる時間帯

 【参加作家】
 ・17人のメイン・アーティスト
   山本雄基 佐藤史恵 伊藤ひろみ 谷口明志 高橋俊司 安藤文絵 野又圭司 藤沢レオ 中橋修 大島慶太郎 河野健 小林麻美 國松希根太 織笠晃彦 風間真悟 森迫暁夫 佐藤隆之 

 ・500美術館通年化プレ企画
 ・札幌市立大学美術部・ノメノン
 ・若手アーティスト・200人展

 プロデューサー:端聡
 
ーーーーーーーーーーーーーーーー(12.7)

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          ↑:(12月7日18:12。)



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 昨年の11月の企画展覧会だ。既に終わって久しいが、小林麻美を語りたいと思う。その前に、今回の①では大通側の出発から雰囲気を報告します。初めの方から載せていきます。





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          ↑:野又圭司、「存在の耐えられない軽さ」。

 野又圭司から、現代美術は「美」と直結しないと習った。しかし、この作品は可愛く綺麗だ。作家の資質がにじみ出ている。


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          ↑:藤沢レオ、知ることを知る」。

 線を溺愛する藤沢レオ。
 通路での大作、その大きな試みを良しとする。が、細い。
 取り留めのない雰囲気、解説文によると「生」と「死」に関わったテーマだ。この場にはそぐはない感じだ。真面目な作家だ。そうせざるを得ない何かがあるのだろう。だが言いたい、「ここは地下通路、遊べや遊べ」。


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          ↑:佐藤史恵

 どこかやるせない感じ。記憶(時間)を暖めたい、そこから何かを生みたい、そんな作家なんだと再認識した。


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     ↑:酒井広司、「カーテン」。
 
 やはり記憶にこだわる作品のようだが、こちらは静かな明るさが伝わる。「カーテン」、余韻が響く。


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          ↑:佐藤史恵

 今年はホワイト・パネルを設置して見やすくはなった。
 展覧会雰囲気は確かに増した。作品そのものは見やすい。その代わり、学芸会風のお祭り気分ではない。無手勝流を好む作家、あるがままにチャレンジしたい作家にとっては物足りないだろう。何かを得れば何かを失う。僕は思う、ホワイト・パネルの利点は認めるが、その経費を考えれば、何もしない場でのチャレンジ精神の謳歌、公共空間での数少ない試みの場だと思う。


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 影絵ならぬ影絵の世界。


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     ↑:手前の黒い作品は谷口明志、「線」。

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 コンブの人・谷口明志。
 凄く面白いことをしている作家だ。だが、余りに普通の時がある。「作品」に終わってしまう時がそうだ。いや、画家自身が「作品」ということにこだわっているから仕方がない。しかし、その「作品」が既存の枠を越えたそうな時がある。それは画家の意志から空中浮遊した時だ。そういう時は面白い。今回は余り面白くない。




  ②に続く

by sakaidoori | 2011-05-02 21:17 | 公共空間・地下コンコース | Comments(0)


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