栄通記

sakaidoori.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2011年 02月 10日

1456)②「ヒトリヨガリノ2人展 『カフェテリア』」・アートスペース201 終了・2月4日(木)~2月8日(火)

○ ヒトリヨガリノ2人展

     カフェテリア
 


 会場:アートスペース201 
     南2条西1丁目7・山口中央ビル 6階C室
     (東西に走る道路の南側。)
     電話(011)251-1418

 会期:2011年2月4日(木)~2月8日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:22~19:00

◎知北梨沙×舞踏◎ 2月4日(金) 19:22~ ×羽山瞳 
              2月5日(土) 16:22~ 
              2月6日(日) 13:22~ 
              2月8日(火) 19:22~ ×羽山瞳
              
 
 【参加作家】
 チキタリサ 羽山瞳 齋藤ちい(ゲスト)

ーーーーーーーーーーーーーー(2.5)

 (1450①の続き。)

 (以下、敬称は省略させて頂きます。)

 前回は知北梨沙と齋藤ちいの舞踏を報告した。
 今回は羽山瞳の写真です。



f0126829_0131523.jpg




f0126829_0194077.jpg



f0126829_0125026.jpg





f0126829_0203087.jpg



f0126829_0211567.jpgf0126829_0214099.jpg
f0126829_0215940.jpg



f0126829_0225353.jpg
f0126829_0232018.jpg




 羽山瞳は舞台のスタッフとして張り切っていた。
 しかし、写真作品はそんなに張り切っていなかった。悪くはないのだが、良くもない。

 舞台の背景装飾としての写真作品群だ。言葉を添えたり、流れる並べ方に詩情を込めている。実際、写真そのものも心象を風景にオブラートしたような雰囲気だ。だからか、これぞという自慢の一群なり目を惹きつける強さには欠けている。「心象気分の風景世界をそれとなく楽しんで下さい」と、見る人にほほ笑んでいるみたい。それは羽山瞳のサービス精神なのだろう。ほほ笑みを感じるから、こちらも何となくクリスタル気分でフワーッと見てしまう。本当に微笑みあってまた合いましょうという展示目的ならば大成功だ。

 僕は違うと思う。おびただしい数のスナップ写真だ。自分の部屋を暗室にして焼き付けもしている。単なるサービス精神だけではこうはいかない。とりあえずは数で勝負!それは良い。その後が良くない。被写体に対する距離感が一定で、安心距離に思える。近づいたり遠ざかったり、高みから低みからとフットワークに欠けている。展示は流れているが、作品には動きが乏しい。
 例えば知北梨沙を撮るのに、ググッと迫って唇に指先にと迫ってはいない。羽山瞳好みの朽ちた壁を大きく背景にして、壁と戯れる場を遠くから撮ってはいない。被写体と同姓なのに、何を遠慮しているのだろう?
 風景スナップも一枚一枚は面白いのに、作品群の一枚にしてしまっている。際だって良い一枚が無いのではない。ある作品を際だたせようという努力を避けている。
 彼女自身のサービス精神が仇になって、強く心象を見つめ見せる、強く風景を見つめ見せる、という基本的な努力を避けている。
 舞踏の知北梨沙は舞踏に開眼して「ヒトリヨガリノ舞踏家」を進んでいる。
 ここは一つ、「ヒトリヨガリノ写真家」になろうではないか。次回は大きな作品を見たいです。


f0126829_23433955.jpg


f0126829_2344141.jpg



f0126829_2346123.jpg
f0126829_23463381.jpg



f0126829_23472052.jpgf0126829_2348632.jpg
f0126829_23484898.jpg


by sakaidoori | 2011-02-10 23:49 | アートスペース201 | Comments(0)


<< 1457)①「2011 第4回...      1455)「TETUSHI T... >>