栄通記

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2009年 12月 23日

1142) 市民ギャラリー 「平成21年度・札幌西高書道部 校外展」 終了・12月18日(金)~12月20日(日)

○ 平成21年度 
   札幌西高等学校書道部・校外展

    

会場:札幌市民ギャラリー 2階ホール
     南2条東6丁目
      (北西角地)
     電話(011)271-5471

 会期:2009年12月18日(金)~12月20日(日)
 時間:10:00~17:00
     (最終日は、~16:00まで)

ーーーーーーーーーーーー(12・19)

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 ↑:左から、① 3年・中野雄太、「臨 温泉銘」。
        ② 3年・皆上翔太郎、「臨 顔勤礼碑」・道高文連賞。
        ③ 2年・後藤加奈、「臨 史○後碑」。
        ④ 2年・平田麻衣子、「西狭斯○」。       

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 ↑:左から、⑤ 3年・青木結香、「臨 蘭亭序」。
       ⑥ 3年・中野雄太、「臨 蘭亭序」。
       ⑦ 3年・皆上翔太郎、「臨 蘭亭序」。
       ⑧ 2年・平田麻衣子、「臨 ○○表紀」。

 (注意⇒○印は、後で書きます。)


 とにかく元気がいい。

 決して、一個一個の字が上手いとは思わない。字に忠実に迫ろうという学生の真摯な態度が、かえって未熟さを爆発さていている。
 「上手く書けない、それでも書く。・・・おっ、だんだん筆が進んでいく。・・・いいぞいいぞ・・・どうだ、書いたぞ!」と顔を赤らめて、作品も学生もそこに立っているのが見える。半折りの書が立っている。

 一個一個の字は、学生が書きたくて選ばれた字ではない。好き嫌い以前に、名筆といわれる古典があるわけだ。そこに書かれた意味も全然関係ないし、その意味を調べることもないだろう。僕自身わからない。
 臨書は字の意味を問わないで、字の美しさ、その字全体を貫く精神を学ぶものだと思っている。

 選んだ好きな字を書くわけでなく、意味も分からず、「漢字」・「書」という約束に埋没して、筆先に根性と気合いを入れていく。そして、一つ美が生まれた。上手くはないが清々しく、顔をほころばせて見ることができた。


 上の写真作品群は全て高文連全道大会に出品されたもので、確かに良い。
 個人的には②が一番好きだ。大きく太く綺麗だ。はみ出す勢いもある。
 ③は「顔真卿」の作品。彼の力強い破調に迫ろうとして、あまりに上手くまとめすぎたみたいだ。
 下の作品は「王羲之の欄亭序」に取り組んでいる。名筆の流れる自然体にたいして、学生の無手勝流のくねくねさが微笑ましい。

by sakaidoori | 2009-12-23 11:34 | 市民ギャラリー | Comments(0)


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