2009年 08月 24日

1080) ②アートスペース201 「北翔大学合同展覧会  よね展(E室)」 8月20日(木)~8月25日(火)

○ 北翔大学合同展覧会(美術サークル米・在校生・卒業生)
     よね展


 会場:アートスペース201 
   南2西1ー7・山口中央ビル5階DE室
    (東西に走る道路の南側。)
    電話(011)251-1418

 会期:2009年8月20日(木)~8月25日(火)
 休み:水曜日(定休日)
 時間:10:00~19:00
     (最終日は、~17:00まで)

ーーーーーーーーーーーーーー(8・14)

 ①のD室に続いてE室。石川潤君を紹介します。


f0126829_010416.jpg

f0126829_0103128.jpg
     (↑:全て石川潤。)
f0126829_011979.jpg



 展示壁に空間が目立ち過ぎで残念なところだ。おそらく、大所帯のグループ展に関係者は慣れてはいないのだろう。反省材料の一つにして、次回は壁が足りない位の心意気で開いて欲しい。

 ポップでユーモラスな小さな作品の中で、一人異様に気を吐いている作家がいる。石川潤だ。彼のことを紹介します。


f0126829_031102.jpg


 卒業後、実家?の函館に戻り2年目になる。道展、抽象派作家協会に出品している。「抽象派・・・展」、つまり彼の絵は抽象画だ。抽象画だが僕は勝手に「菊の人」と呼んでいる。そして、デザインとも仲の良い画風だ。


f0126829_0321887.jpg
     ↑:①

f0126829_033614.jpg
     ↑:②

f0126829_0334549.jpg
     ↑:③


 石川潤の最大の特徴はとにかく沢山絵を描く事だ。道内で彼ほど描いている若者はそう多くないと思う。もちろん、それは僕の勝手な想像だが。
 そして、丁寧に飽きずに同じ画風で描いている。
 「美しく、ねちっこく」それが彼のセールスポイントだ。その美しさがキクであったり、デザインがちに見えもするが、何を言われても彼は意に介さない。真面目な青年だから、赤ら顔で笑って応えるのみだ。愚直というか、我が道をいくという信念があるのだろう。「こういう絵を描きながら上手くなっていくのだ」と、方針を定めている。

 上の作品、厳密にはわからないが制作順を①→②→③と把握しよう。彼が何を目指そうとしているかを想像したくなる。しっかりした輪郭線の白地の花びら模様が、もやってきている。花の芯にあたる色柄が白地と呼応し始めた。ようやくキクと言われない絵になりつつある。
 それは教育大学卒業生の笠見雄大君の絵を彷彿させる。その限りでは新しさはないが、辿ってきた道が笠見君とは全く違う。彼の絵と似ることによって、より石川潤らしさを追及していくことになるだろう。
 誰かの絵に似ているなどということは、あたりまえのことなのだ。絵を理解し合うための方便のような言葉だ。そして、20歳台の画家は画学生なのだから当然なことだ。

 石川潤、エネルギーに満ちた愚直な絵だ。若さが溢れて羨ましい。
 これからも「美しくねちっこく」描き続けるのだろう。どういう絵画思想を持つ人になるのだろうか?

f0126829_1224696.jpgf0126829_123309.jpg












 白地の多い絵ばかりを発表している。普段はこうして小品に色の多い絵を描いてリフレッシュ&実験をしているのだろう。

by sakaidoori | 2009-08-24 01:05 | アートスペース201 | Comments(0)


<< ※ 休み      1079) af 「佐藤準・写... >>