栄通記

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2009年 01月 16日

874)アートスペース201 「第18回書と絵の五人展 ー川本ヤスヒロの場合」・終了 1月8日~1月13日(火)

○ 第18回 書と絵の五人展
       (川本ヤスヒロ のみ掲載)  

 会場:アートスペース201 E室(5階)
    中央区南2条西1丁目7-8 山口中央ビル
    (北向き)
    電話(011)251-1418
 会期:2009年1月8日(木)~1月13日(火)
 時間:11:00~18:00
    (最終日は、~17:00まで)

 【参加作家】
 佐藤辰舟(書ー併設個展) 川本ヤスヒロ(油彩画) 保原旦舟(書) 松竹谷智(水彩画) 堤艽野(書) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー(1・13)

 北海高校関係の仲間による五人展です。書、水彩画、油彩画と実力のある堅実な作品を年初から見ることができます。

 昨年は個展をされていた書家を載せましたが、今年は油彩画の川本ヤスヒロ氏のみの掲載です。
 小品ばかりの4点の出品でしたが、なかなか考えされられてしまいました。

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     ↑:①、「2008 12 10」・油 F6号 08年。

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     ↑:②、「生と死」・油 F20号 08年。

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     ↑:③、「生と死」・油 F20号 08年。

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     ↑:④、「生と死」・油 F20号 08年。


 川本さんは画題にロクロを多用しています。テーマは「生と死」です。挽歌ー亡くなられた愛おしい女性を悼む絵画を見たことがあります。奥さんと思いましたが、作家に直接伺ったわけではないので断定することは出来ません。
 その頃の絵は少し美的過ぎると思っていました。故人に対する美化はどうしようもないので、今後どういう風になるのかなという関心が強かった。と同時に、ロクロを多用しているのですが、僕は日本人の描くロクロにはあまり興味がわかないので、川本ロクロもそれ程好きではなかった。西洋人のロクロは「死」に対するリアリティーが強い。だから魅力的だ。日本人のロクロは甘い。だから興味がわかない。生活の中で本当のロクロを目にする機会の差だろう。日本は火葬だから消滅してしまう。それと、異民族が日常生活にいないからだと思う。
 最近の川本ロクロは非常に大きい。「死」というリアルさではなく、「存在」しているという迫力がある。

 今展の①の絵、間違いなく自画像だ。厳しい表情だ。決意のようなものを感じる。僕はこういう自画像が好きだ。
 ④の女性像もビシッとしている。画家が画題と対峙している。
 ロクロは山川本張りのユーモアだ。
 リラックスした小品ばかりだが、背筋を伸ばして見た。

by sakaidoori | 2009-01-16 14:02 | アートスペース201 | Comments(2)
Commented by toishi(北海美術部3年) at 2009-01-19 00:54 x
はじめまして。
川本先生の絵がアップされているのにびっくりしてコメントしてしまいました。
これらの絵は毎日、美術室で制作されていたのでよく憶えています。ぜひ川本先生とお話ししてみてください!とても面白い先生です。

『案内板』のほうに どんぐり会展の案内や、今年度の学生展の『納屋』を載せてくださり、ありがとうございます!

受験生のため美術展にも行けないので、毎日更新を楽しみにしています。
それでは、失礼しました。
Commented by sakaidoori at 2009-01-29 13:02
>toishi(北海美術部3年) さんへ

 北海高校3年生の登石さんですね。勝手に「ノボリイシ」さんと読んでいたのですが、「トイシ」だったのですね。貴女の作品、しっかりと覚えています。今年も楽しみにしています。

 どこを受験されるのかは知りませんが、しっかりとその日を迎えて下さい。貴女の人生はこれからだ。息長く絵を描き続けて下さい。作品とは今後とも会い続けたいですね。発表する機会があれば、知らせて下さい。

 今日から栄通記の再スタートです。気になる記事に出会った時には、コメント下さい。

 コメント、有難うございました。


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